sirousagiのブログ

オーバー・ザ・レインボーを目指して

母の日

記憶に残る母は
子供の私から見た
若い母の記憶だ。


テレビがまだ普及する前は
映画が唯一の娯楽だったのだ。


休みになると
両親に連れられて映画を見に行ったものだった。


ある日
母親と私だけで映画を観に行った。
ー真昼の決闘ーという題名の映画だ。
西部劇が大好きだった私は
ウキウキで出かけた。


ところがいった映画館では
森繫久彌の(夫婦善哉)という映画だった。
もちろん私は大騒ぎで母に文句を言った。
母曰く
前売り券を買った自転車屋のおじさんが間違えて
こちらの券を渡したから、仕方ないよ。
え~
半泣きでその映画を見た。
あろうことか
その映画館は三本立てで
見終わって外に出たらとっぷりと日が暮れて
子供の時間ではない。


後で知ったが
どうも夫婦喧嘩してたようだ。
それで母は私を連れて
映画館で憂さを晴らしてたようだ。
最初からー真昼の決闘ー見るつもりなかったのだ。


数秘術を習ってわかったことが
父の数秘は素質数22才能数22使命数6
22をもってるひとは常識人には伺い知れない何かがあって
どうも父は変わってると子供心に思っていたが
やはりそうだったと得心した。
母にとってはよくわからない人と思っていたかもしれない。
母を数秘で読み解くことはできない。
戦前は数え年で年齢を決めてたので
12月生まれの母の
出生届を祖父母が遅らせてしまった。
なので
母の本当の生年月日はわかりません。
100歳までその生年月日で生きたので
そうなのかな?と思いつつ
母は素質数3才能数3使命数4
やっぱり違う気がする