sirousagiのブログ

オーバー・ザ・レインボーを目指して

タンシチュー

まだコロナ騒ぎの始まりの時期だった


気楽に友人達とランチできていた


小さくて地味なお店だけれども


味が良いと評判の店と


友人の1人が仕入れた話だ。


あまり期待せずに


友人3人で出かけた。


昼の時間の少し前だったので


客は3人だけだったが


その内に


近くの会社の従業員が


パラパラ入って来た。


主婦連とは違い


昼休みの限られた時間に食事して


慌ただしく出て行く


入れ替わり立ち代わりだ


こちらもゆっくりしてたらやな顔されるかも。


そんな会社員の中で


いきなり怒る声


4人の男性と2人の女性のグループから上がった声


どうやら会社員業務に支障があったらしい


え〜


食事中に嫌ね


と私たち


タンシチューは柔らかく、塩加減も絶妙で


ゆっくり堪能したかったのに、、


小言聞きながらのコーヒーの苦さよ


ファミレス行って甘いもの食べようと


私たちは店を後にした。


あれから2年経った気がするが


コロナ禍で時間の観念があやふやだ


久しぶりにタンシチューのお店の前を通ると


テナント募集の看板が掛かっていた


😩嗚〜呼この店も店じまいしてしまったのね、と溜息が出た。